実店舗を持たずコーヒー豆をネットショップで販売するために食品衛生責任者の資格が必要です。
今回は私が実際にeラーニングで資格を取得した時の流れと感想をお伝えします。
目次
① 自分の地域の食品衛生協会のサイトにアクセス
都道府県ごとに担当団体が異なるため、まずは自分が活動する予定の地域(店舗所在地)の食品衛生協会を確認します。
例:東京都 →一般社団法人東京都食品衛生協会
② eラーニング講習が可能か確認
地域によってはeラーニングに対応しておらず、会場講習のみのところもあります。
対応していれば、以下のような情報が掲載されています。また、常時顔認証が必須のため、カメラ機能付きのデバイスが必要となります。私はパソコンで受講しましたが、スマートホンやタブレットでも24時間好きな時に受講可能です。
- 受講対象者(誰でもOK、もしくは条件あり)
- 開講スケジュール・申込期間
- 講習費用(例:10,000円前後)
- 必要書類(本人確認書類など)
③ 申し込み(インターネットから)
指定されたフォームから以下の情報を入力して申し込みます。
- 氏名・住所・連絡先
- 希望する受講日程(受講期間)
- 支払い方法の選択(クレジットカードやコンビニ払いなど)
④ 受講料の支払い
受講料は前払いが基本です。支払い完了後にIDやログインURLが発行されます。
後日食品衛生協会から「食品衛生責任者ハンドブック」という冊子が送られて来ますが、到着を待たずともeラーニング受講は始めることができます。
⑤ eラーニング受講(動画視聴+確認テスト)
私が受講した時は、ログイン時と動画視聴前にカメラでの顔認証がありましたよ。動画の内容は、食品衛生法や食中毒の基礎知識、衛生管理のポイント、HACCPの考え方などです。
トータルの動画視聴に要する時間は6時間程度と長いので、途中で休憩を挟んだり何日かに区切って受講することも可能です。
各章ごとに確認テストがあり、選択項目から該当するものを選ぶ形式となっていました。
もし合格基準に満たなくても大丈夫。受講期間内であれば何度でも再テストを受けられます。最終確認テストに合格することで修了となります。
⑥ 修了証の発行
修了後、数日〜数週間で「食品衛生責任者養成講習会修了証」が発行されます。
私の場合は終了後1週間くらいで紙の証書と食品衛生責任者手帳が送られてきました。
なお、取得時期や地域によって終了証や手帳のデザインが若干異なります。
注意点
資格は「全国共通」ですが、取得は「活動地域」で行うのが原則。
調理師・栄養士など一部の国家資格を持っている人は、別途講習不要で届出のみで食品衛生責任者になれます。(自治体に要確認)
まとめ
開業予定地域の食品衛生協会がeラーニングに対応していれば、自宅に居ながらにして好きな時間に資格取得が可能です。感想としては「こんなに簡単に資格が取れるなんて…有難すぎる!」です。テストも動画をしっかりと視聴していれば、決して難しい内容ではありません。みなさんもぜひ挑戦してみてください!